トランペットの高価買取

トランペットは、原型となる楽器を含めると非常に古い時代から親しまれてきた楽器です。当時のトランペットは音楽を演奏する楽器としてではなく、あくまで合図をするための手段として使われていました。

トランペットが音楽を演奏するために使われるようになったのは17世紀前後から。現在、トランペットはクラシック音楽のみならずジャズやラテン音楽ポップスでも地位を確立しており、最も著名な管楽器の一つとして幅広い人に親しまれています。

トランペットの需要は子どもから大人まで幅広い世代に存在します。各メーカーからは入門用からプロ用まで幅広く販売されており、誰でも気軽に始められる点も人気の理由です。

トランペットの人気メーカー

トランペットを製造するメーカーとしては次のものが有名です。

ヤマハ
XOトランペット
B＆Sトランペット
シルキー
Vincent Bach

初級からプロまで全年代で愛用されるYAMAHAのトランペット

ヤマハのトランペットはその信頼性から、初心者にはヤマハを選べば間違いないと言われるほどです。特に15万円未満の低価格ラインでも、美しいボディの作り、安定した抜差し管やピストンの動きが魅力となっています。個体差が少なく、どのトランペットも一定の品質を維持しています。

特に有名なのが「YTR-8335RS」です。これはヤマハのハイグレードモデルをさらに超えるXenoシリーズのB♭トランペットで、その操作性は非常にスムーズです。吹き込むと素早く反応し、そのレスポンスは素晴らしいと評価されています。また、音の強弱も出しやすく、演奏者にとっては爽快感を感じる演奏が可能です。

確かに初心者には少々高価かもしれませんが、長く使うつもりの方ならば、その価値は十分にあると言えるでしょう。ヤマハのトランペットは、その安定した品質と演奏性能で、幅広い層から支持を得ています。

Vincent Bach（ヴィンセント・バック）のトランペット

トランペット界の名門ブランド、Vincent Bach。そのトランペットは、豊かで美しい音色としっかりとした吹き応えが特徴です。演奏者が息を入れれば入れるほど、その音色は重厚さを増し、シンフォニックな響きを生み出します。

特に人気なのがモデル「180ML37/25SP」です。このトランペットは一枚取りのベルと伝統的な製造技術から生まれる吹き心地の良さが特徴的です。その響きは豊かで艶やか、遠くまで届きます。まさに、「バックのトランペットにしか出せない」音色が魅力です。

初心者から学生、プロの奏者まで、幅広い層から愛されています。その理由は、全音域が出しやすく音色の柔軟性・融通性が高いからです。クラッシックからジャズまで、どんなジャンルの音楽でも対応できるのがこのトランペットの魅力です。

高価なモデルですが、長く吹き続けるつもりなら、このトランペットを選ぶ価値は十分にあります。それは、品質と信頼性に裏打ちされたVincent Bachの誇りとも言えるでしょう。

サイレントブラス

自宅でトランペットを演奏する人に人気の機材がヤマハの製造するサイレントブラスです。サイレントブラスは金管楽器用の無音・弱音システムであり、金管楽器のベルにピックアップミュートを取り付けて使います。さらに、サイレントブラスはオーディオプレーヤーやスマートホンなどで出力することができるのも特徴です。

こうした機材の発達が、今後もトランペット人気を高めていくでしょう。

中古市場におけるトランペットの需要

トランペットはそもそもの販売価格が高い場合も多く、中古市場で入門機を手に入れようとする動きも活発です。

中古市場には、大人になってからトランペットを始める人や、昔習っていたものを大人になって再び手に取る人のニーズも集まってきます。そのため入門用からプロ仕様まで取引が活発に行われています。

ご自宅に使用しないトランペットが眠っている場合はぜひとも査定を試してみてください。特にそもそもの販売価格が高価なものや有名メーカーのものであれば、中古であっても数十万円で取引される場合もあります。ケースなどの周辺機材とあわせて査定を試してみてください。