サックスの高価買取

サックスは木管楽器の中でも華やかで、表現力に富むため高い人気を誇ります。木管楽器と金管楽器の特徴を併せ持ち、クラシック、ジャズ、ポップス、ロックと幅広いジャンルでニーズのある楽器です。

サックスは初心者が手に取る楽器としても人気であり、はじめはアルトサックスもしくはテナーサックスが選ばれるケースが多くなります。大人になって始めることも多いですが、幼い頃もしくは学生の頃からサックスを始めるケースもあります。そのため国内メーカー・海外メーカーともにサックスのラインナップは充実しており、誰もが選びやすい形となっています。

初心者からプロまで幅広く愛されるYAMAHA（ヤマハ）のサックス

著名な国内メーカーとしてはヤマハがあり、他の楽器と同様にヤマハのサックスは初心者用からプロ用まで幅広いラインナップが揃っています。ヤマハのサックスは入門用であっても仕上げが美しく、手に入れやすいため多くの人に好まれています。

YANAGISAWA（ヤナギサワ）のサックス

ヤナギサワと言えば、その名を世界のサックス業界で確固たる地位に位置づける日本製のサックス専門メーカーです。ヤマハやセルマーと共に世界三大サックスメーカーと称されるヤナギサワは、意外にも東京の板橋区の町工場で、ほとんどのパーツを自社製にて丹念に作り上げています。この製法が生み出す楽器の仕上がりは驚くほど精緻で、その細部までのこだわりが一目で分かるほどです。

ヤナギサワのサックスが出す音色は、他のメーカーとは一線を画します。ヤマハの艶やかさやセルマーの豊かさに対し、ヤナギサワの音色は一種のノイズを含む、独自の粗野さと品格を兼ね備えています。それはまさにサックス本来の魅力を引き立てる特性と言えるでしょう。

その一方で、”アルトサックス A-WO1″モデルは特に注目に値します。”WO1″が示す「ライト仕様」は、ストレス無く吹きやすい設計が特徴で、管体に用いられる真鍮のおかげで、ヤナギサワの他の製品と比べても一段と明るく、ライトな音色が得られます。

そして重要なのは、このヤナギサワのサックスは、その優れた演奏性能により初心者からプロフェッショナルまで、幅広いレベルの奏者に対応しているということです。一見すると初心者向けの製品かと思えるかもしれませんが、その実、音楽のスキルが向上した際にも、その性能は十分に応えてくれます。これこそが、ヤナギサワのサックスが世界中の奏者から愛される所以です。

H.SELMER（セルマー）のサックス

また、セルマーは120年を超える歴史のあるメーカーであり、製造の全行程をフランスで行うこだわりのサックス作りが特徴です。セルマーはプロ用のサックスとして高い人気を誇ります。

消音・弱音システム

また、他の金管楽器と同様にサックスにおいても消音・弱音システムがあります。ヤマハのサイレントブラスはサックスの開口部に取り付けて使うもので、集合住宅での練習や夜間の練習がしやすくなるのです。こうした周辺機材の発達もあり、サックスの人気は今後も維持されるでしょう。

中古市場におけるサックスの需要

中古市場には、次のようなニーズがあります。

大人になってからサックスを始めるニーズ
吹奏楽等の経験者が大人になっても継続または再開するニーズ

そのため中古市場では入門用からプロ用まで活発な取引が行われています。特にこれからサックスを始める場合は、はじめから新品の高価なものを買うのが難しいこともあり、中古市場でサックスを探す人も多くなるのです。

また、中学・高校時代の吹奏楽経験者が大人になっても続けていたり、ジャズやポップスへと範囲を広げて活動することも珍しくありません。そのため中・上級者が中古で安価に良い楽器を求める需要も一定数あります。

一方でプロ使用のサックスには100万円を超えるものも多く、こうした様々な価格帯のサックスが中古市場で流通しています。

使っていないサックスは買取査定を依頼しよう！

ご自宅に使用しないサックスが眠っている場合はぜひとも査定を試してみてください。前述の通り、サックスは中古市場においても活発に取引がされています。入門用からプロ用まで幅広く需要があるため、よほど状態が良くない場合をのぞいて価格がつくでしょう。

特にそもそもの販売価格が高価なものや有名メーカーのものであれば、中古であっても数十万円で取引される場合もあります。サイレントブラスやケースなどの周辺機材とあわせて査定を試してみてください。