電動工具

電動工具には様々なものがありますが、中古市場で高値で取引される商品は次のような特徴があります。

• プロ仕様でパワーがある物
• 有名メーカーのコードレス式工具
• 軽量な工具
• 静音性の高い工具

据え置き型の工具を除いて、ほとんどの工具は狭いスペースで利用できて、保管もしやすいコードレスタイプに人気が集まっています。これらの電動工具は様々なメーカーで製造され、マキタやリョービ、BOSCH、Panasonicなど有名メーカーは複数の電動工具を製造しており、プロの信頼も厚く高価買取が期待できるアイテムです。

｜電動工具の人気メーカー①　マキタ

マキタは、日本国内の電動工具メーカーとして、圧倒的な実績を誇ります。国内シェア約60％を持ち、世界40カ国以上に事業を展開する国内最大手のメーカーとして、世界中の多くのプロフェッショナルやDIY愛好者から支持されています。

マキタの歴史は1915年、大正4年に始まります。初めはモーターの販売修理会社としてスタートしたマキタは、1935年にソ連へ発電機やモーターを輸出。そして1958年、国産初となる携帯用電気カンナを発売し、総合電動工具メーカーとしての道を歩み始めました。現在では、世界各地でマキタの製品が使われ、その品質と性能、さらにはきめ細かいアフターサービス「修理3日体制」が高く評価されています。

特に、マキタのコードレス工具は、リチウムイオンを使用した製品が充実しており、電源の制約を受けずに作業ができる点が人気です。インパクトドライバーはデザイン、使用感、パワーのバランスが取れていると幅広いユーザーから支持されています。さらに、マキタの丸ノコは、プロ用からDIY用までの幅広いラインアップがあり、多くのユーザーに選ばれています。その使い心地の良さと、サポートの手厚さから、長年マキタ製品を使い続けるファンも多いのです。

掃除機のカテゴリーでも、マキタは高い評価を受けています。特に、充電式クリーナーは、リーズナブルな価格でありながら、軽量で使いやすさが魅力。新生活のスタートに選ばれることも多い製品です。

2015年には、マキタは創業100周年を迎えました。この長い歴史の中で、常に顧客を大切にし、高品質な製品を提供し続ける姿勢は、今も変わらず継承されています。それが、マキタが世界的に認知される存在となった大きな要因の一つであることは間違いありません。

｜電動工具の人気メーカー②　リョービ

リョービは、電動工具の国内シェア3位として知られる信頼性の高いブランドです。ホームセンターや専門店など様々な場所で手に入り、プロの現場からDIY愛好者まで、幅広いユーザーから支持されています。驚くべきことに、リョービの電動工具には「KYOCERA」のロゴが入っています。これは、リョービの電動工具事業が京セラの子会社として運営されているためです。

特筆すべきは、リーズナブルな価格でありながら、電動工具・ガーデン機器・清掃機器と幅広いラインナップが展開されていること。更に、工具の色で用途を区別しており、緑色がプロ用、赤色がDIY用、青色が入門用となっていて、一目でその用途がわかる工夫が施されています。

XRシリーズは、リョービが提供するプロ向けの最上位製品として特に注目を浴びています。このシリーズは、新開発の「ブラシレス分割コアモーター」を始めて採用し、世界的に著名な工業デザイナー、奥山清行氏によるデザインが施されています。XRシリーズの中で、充電式インパクトドライバーBID-10XRは2017年にグッドデザイン賞を受賞しており、その品質とデザインの高さが伺えます。

高圧洗浄機のラインナップも豊富で、特にAJP-2050モデルは収納性と持ち運びのしやすさ、更に動作音の静かさから、家庭使用におすすめです。

また、充電式クリーナー市場にも力を入れており、BHC-1010というモデルは、シンプルなデザインと高い吸引力で注目されています。急速30分充電での使用が可能で、重さも1.0キロと非常に軽量です。

リョービは、プロの現場から日常の生活まで、幅広いシーンでの使用を想定した製品を提供し続けています。その背景には、京セラという大手企業の支えがあり、品質と使いやすさを追求した製品展開が行われています。

｜電動工具の人気メーカー③　日立（ハイコーキ）

日立（現ハイコーキ）の電動工具は、その高い品質と革新性により、DIY愛好家からプロの職人まで幅広く支持されています。この支持を受けている背景には、企業の絶え間ない努力と研究開発があります。高性能でありながらもリーズナブルな価格を実現している点が特に評価されていますが、これだけでは他社との差別化は難しいもの。そこで日立は、特有のテクノロジーを導入しています。

その代表例が「マルチボルト」バッテリーシステム。伝統的には、電動工具のバッテリーは製品のボルト数に合わせて選ばなければならなかった。しかし、日立のマルチボルトは、対象となる工具のボルト数を自動的に検知し、ボルト数を調整します。これにより、手持ちの36ボルトの工具でも、新たに18ボルトの電動工具を購入した場合でも、同じバッテリーを使用できるのです。これはコスト面でも大きなメリットとなります。

また、日立の電動工具の一例として「Hi-KOKI FWH18DGL(2LEGK) 18Vインパクトドライバ」は、価格が28,700円（税別）で、最大トルク150N・m、回転数が0〜2,400回転/分、打撃数が0〜3,200回/分と、高性能ながら手頃な価格で提供されています。付属品としてケース、バッテリー2個、充電器、No.2＋ビットが標準で付いてきます。

日立（ハイコーキ）は、業界で初めて6.0Ah電池を発売するなど、市場における成長速度も非常に速いと評価されています。プロ用はもちろん、日常のDIY用にも高い性能を持つ製品を提供し続けている点が、ユーザーからの信頼の源となっています。

総じて、日立（ハイコーキ）の電動工具は、革新的なテクノロジーと高性能、リーズナブルな価格が三位一体となって、多くのユーザーからの支持を受けています。

｜買豊堂は大型の電動工具もハンディ工具も買取いたします

これらの電動工具は高い耐久性を備えたものが多く、古いモデルであっても問題なく動作します。しかし、コードレス化、小型・軽量化、パワーの強さ、バッテリーの持ちの良さなど使い勝手は日々進化しています。そのため新しいモデルが発売されると、古いモデルの中古買取価格が下がることも少なくありません。不要な電動工具は新しいモデルが出る前に査定を試してみてください。

使わなくなった電動工具は早めに売却することで高価買取が期待できます！

大型のものを売却する際は、はじめにLINEやメール査定を利用するのがおすすめです。あまりに古いモデル、動作不良があるものは買取できないケースもあるので、まずは査定で大まかな価格を確認しましょう。